【至急】 日本のITイノベーター達に捧ぐ(続)
HMV渋谷 8月閉店へ CD不況直撃?
驚いたね。
どちらかといえばHMV派だったから、わかっていたとはいえショッキングなニュースだった。
音楽なんてCDはAmazonで、もしくはiTunesでデータで持ってたらいいかーって時代なのね。
通販で買うCDはともかくとして、データで音楽を所有するなんて、なんか心もとないかな?
どうして?
味気ないからかな。
物としてありがたみがないからかな。
iPodが壊れたら簡単に消えちゃうし怖い じゃーん
PC壊れたら終りじゃーん
ってのかな。
じゃぁこういうのはどう?
どこかに予備=バックアップを置いておけば
ネット上の貸物置のような場所に置いておけば
万一、自宅のPCが壊れても、火事になっても
あなたのミュージックライブラリは安全!!
っての。
例えば
学生時代に大量のCDを収集していた我がベーシスト池本先生は
所々の事情によりその蔵書(CD)をほとんどデータ化して、処分してきた。
そして彼はきっと考える。
「あれ、ワシのパソコン燃えたら全部オシャカやん。恐いわぁーホンマ」
って。
わかる、わかるよ、それ。
そこで、一本頭のネジを彼の頭に打ち込んでみてみましょう。
こんこんこん、と
シャキーン、ジッジジジジッ
ほら「スーパーIT池本先生(以下SPIP)」になった。
カシャン、カシャン、ツカツカツカ。
「ワタシ恐いね。大事なマイ音楽ファイルが全部消えてイレーズしたら。何かいい方法はないかねぇ。お、これはなんだ!What!!」
さすが目ざとい。
SPIP先生はネット上に大量の音楽データを保存しておける新しいクラウド・サービスを見つけます。
「こりゃぁいい!最高だ。何がって?君、ワトソン君、いやWtsn君、こりゃぁいいぞ。」
とても上機嫌なSPIP先生。良かったですね。
所蔵する大量の音楽データをアメリカかどっか知らないところのサーバに転送し終わって
先生はすっかりご満悦。キューバ産の葉巻をプカーっ。
で、気がついてみると同じような悩みをもって同じような行動をした人は周りにもたくさんいたことがわかる。
「お?お前もか」
「え、貴様もか?」
「え、おめぇさんもでやんすか?」
「Oh! Me too , Yo mother fucker!!」
そこで俺は思う。
このクラウドに保存している音楽データは、この段階ではプライバシー、セキュリティのもとに完全に管理しているんだろうけど。
実は中を覗いてみれば、被っている曲やアルバムのデータがかなりあるんだろう。
じゃぁ、それらを共有、ちょっとコンパクトにまとめてみたらどうかな?
そのほうがデータ容量もかさばらないし
第一、デジタルだから完全に同一な物なはず。
問題はないはずだ。
よしまとめてみよう。
ん?
こうなると、音楽の所有って何?
そもそも著作権って何?
例え、その所有権を分けて管理したとしても
楽曲の所有ってどういう権利?
同じ音楽でもライブは所有出来ないよね? じゃぁ何それ?
これってP2P(シェアーとかLimeWireとかね)の問題とどう違うの?
っていうとても深いところにはまり込んできて
すぽーーーんっ
SPIP先生の頭からネジが外れます。
そして俺も、もう疲れたし寝る。
うーん、難しいね。
でも
この5年のうちに何かが起こって欲しいなぁ
クラウドベースのiTunesのようなサービス。
できればソニーとか日本の人達に起こして欲しい、と強く思っている。
そしてその後には、音楽データのシェアーと権利所有のメビウスの輪が待っていると・・・
ま
そんな感じ。