デモは怒らないと起こらない
あちらで書いた
前回のエントリーが尻切れトンボだったので続きを書いてみる。
原発について推進派と反対派の二つに安易に分けてしまうには、問題が複雑すぎるなぁとも思うのだけど、どちらかと言えば俺は反対派なので、それで話をすすめる。
どうして「どちらかと言えば」なのか理由を言うと。
「反原発デモしないから」
(相変わらずデモにこだわります。)
なぜデモが必要かと言うと
・理屈抜きにNoと言えるから
・あとはなんでしょう?
今、ネット上や自分の周りでも、原子力やエネルギーの問題、節電について学ばなければっていう風潮が生まれています。これは非常に良いことです。色々な意見、論文のような情報がネット上、居酒屋のタバコの煙の中を飛び交っています。
原子力が無くても再生可能エネルギーが、あるとか、いや無いだとか。
これらを知ることは重要ですが、結論を見出すことは我々庶民には非常に難しいことです。
正直、よくわからんでしょ?
そして
「よくわからん」
の次に待っているのは
「もーえーか」
です。(人にもよりますが)
そうこうしているうちに、推進派の方々は反対派(もしくはなんとなく反対派)を懐柔すべく色々な情報を流し始めますね。なにしろ向こうも命がけですから
でもね、問題はそれが正しいかどうかじゃないんですよ。
放射能撒き散らすリスクのある発電手段がイヤってことでしょ?
そこへ行くとデモは御託が不要です。
今起こっている事故と危機が嫌だ、なんとかしろ。嫌なもんは嫌だ。
NoだからNoって
怒って街に出て参加すればいいじゃない。
と思うんですな。
難しいことはプロが考えることで、民衆は、大きなNoを政府に突きつけるだけで
いいんじゃないの
無責任のようですが、いままで「無関心」だったことよりマシでしょう。
◆◆
あと、もう一つ
原発について金と利権の問題が取りざたされて
センセーショナルなスキャンダルになりそうですが
実のところこれはどうでもいいかもしれません。
例えばこれが原子力じゃなくて金魚の生産だったならどうでしょう?
利権まみれだろうがなんだろうが
俺にとっては結構どうでもいい、金魚マニアと生産者にしか興味のない汚職事件ですね。
だいたい政治家や大企業が汚いことをやるのがいけないこと
なんてのはちょっと甘っちょろい理想論なんじゃない?とも思います。
問題は
「金と利権でまみれた企業と役人と独立行政法人が、極めて危険で高度な技術と管理が必要な原子力産業を動かしている。」
ってことです。
そこで、言うべきことは
大勢で「いい加減にしろー」ってだけ。
汚職のさじ加減なんて興味ないし。
ってことでやっぱり
民衆の最終で最大のカードです。
ただ「No」って言ってデモに発起すること。
(なんだかデモ信奉者みたいになってきたなぁ)
とは言っても、俺だってまだ何もする予定は無いのですが(笑)
何か考えないとね〜
前向きに!
何が本当なのか分からなくなる困惑の原発関連リンク集(笑)