美談の向こうに見える風景
http://anond.hatelabo.jp/20110407001402:頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない。
読んでちょっと辛くなる。
所詮増田さん(匿名の投稿)なので、信憑性は何とも言えないけど
たくさんの人たちが津波に飲まれるのを横目にしながら、自分だけが助かった。
生き延びた人の後悔。
きっとこれは沿岸部の被災地ではあまたある事なんだと思う。
そんな人に
簡単に「生きていてよかったね、命があればなんとかなるよ」
なんて言えない。
だから、一見美談に見えるこの記事も
この運転手さんのおかげで助かった人たちの向こうに
逃げ遅れた人がいっぱいいるんだろう、と考えてしまう。
きついなぁ
こんなときになんて言えるんだろう。
何も言えないな。
でも
俺は俺でぐっと気合入れて
「何も言えない」の向こう側になんとかたどり着いて
何かを言えるように、投げれるようになろう。
と思う。
言い換えると
ただ「頑張れ、一緒だよ」を言っているだけなのは、軽い思考停止なのかもしれないね。
ま、所詮人の気持ちなんて、わかりっこないもの。
だからこそ他人にコミットし続けるんですな。
うん。