美談の向こうに見える風景

http://anond.hatelabo.jp/20110407001402:頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない。

読んでちょっと辛くなる。

所詮増田さん(匿名の投稿)なので、信憑性は何とも言えないけど


たくさんの人たちが津波に飲まれるのを横目にしながら、自分だけが助かった。

生き延びた人の後悔。

きっとこれは沿岸部の被災地ではあまたある事なんだと思う。

そんな人に

簡単に「生きていてよかったね、命があればなんとかなるよ」

なんて言えない。


だから、一見美談に見えるこの記事も


http://c.fc2.com/m.php?_mfc2u=http%3A%2F%2Fwww.kahoku.co.jp%2Fnews%2F2011%2F04%2F20110406t13047.htm:ダンプ疾走、30人救う 仙台・蒲生で土建業の男性ら

この運転手さんのおかげで助かった人たちの向こうに

逃げ遅れた人がいっぱいいるんだろう、と考えてしまう。


きついなぁ

こんなときになんて言えるんだろう。

何も言えないな。


でも

俺は俺でぐっと気合入れて

「何も言えない」の向こう側になんとかたどり着いて

何かを言えるように、投げれるようになろう。

と思う。

言い換えると

ただ「頑張れ、一緒だよ」を言っているだけなのは、軽い思考停止なのかもしれないね。

ま、所詮人の気持ちなんて、わかりっこないもの。

だからこそ他人にコミットし続けるんですな。

うん。