節電もたいがいにして欲しい
帰省で東広島に来ている間に
実家の近くのセブンイレブンイレブンの看板の明かりが消えているのを見てびっくりした。
どうして中国地方の広島で節電する必要があるのか?
全国チェーン店とはいえ、何を考えているのやら。
一般家庭の照明と、店舗の看板照明では話が違いすぎるでしょ。
看板照明って店の命みたいなもんだろうに、まったくもって呆れた「あんぽんたん」である。
こりゃ当分どこもかしこも経済が低迷するのは自明だ。
だってみんな、お店の看板が消えてたら街が寂しいし、すぐに家に帰ってしまう。
そういうのが好きなんだろね、この国の人は。ダメだな。
ついでに言うと、電力使用のピーク時間帯以外の節電って
現状の電力供給ではあんまり意味がないので書いとく。(多分あっていると思う)
◆◆ ベース電力とピーク電力
電力は昼と夜とでは、2倍(差が大きい夏では)ぐらい需要量が異なる。
夜用にあわせた供給量の電力をベース電力と呼んでいて日本では原発が担っているらしい。
固定の電力なので、出力調整するのが難しい原発にはピッタリなわけだ。
ちなみに、原発の出力調整をやろうと実験して大失敗、原子炉が暴走and爆発したのが、チェルノブイリの事故だったりする。
ベース電力に対してピーク電力があります。
これは昼間の大きくなる需要量を補う電力のことで、出力調整の可能な石油火力発電や、水力発電が主流らしい。
で、今、関東で節電が必要って言われてるのはピーク電力を抑えるためなのね。
だから、夜はあんまり関係ないと思う。
夜に過剰供給になった電力は捨てるしかない。(電気は貯めれないからね。)そうなると、むしろ節電の無意味さが問われる。
もしも反原発運動が盛んになって、西日本も含めて日本中が節電することなっても、それはピーク電力に関するものでしょう。
だから、お願いだから夜の街を暗くしないで欲しい。
頼むよ〜!