ジャーナリズムって難しい
いつもの様にネットに貼り付いていたら
チェルノブイリ事故の写真集を見た。
いや、見てしまった。
奇形児、片足を無くしてしまった男、発達障害の子供たち。
衝撃的だった。
恐ろしい、あまりにも。
誰か他の人にも見せるべきか?
あぁ見て欲しい、いや無理だ、の葛藤の中、何度も行き来して
結局やめた。
蓋をした訳じゃない。
他者に勧めることの重大さを担う自信がなかったから。
とても悲しいが、同時にセンセーショナルでもある写真。つまり、意図しない興味をさそう可能性がある。
自分がTwitterなどで流せば、誤解を招く流布の仕方をするのではないか?
そしてすぐに消費され忘れ去られるのではないかと懸念したのだろう。
結局、ブラウザの写真のページを閉じた。
かつて戦地で被災した少女のセンセーショナルな写真を撮り、世界中から注目を集め、そして非難され自殺したカメラマンがいたのを思い出した。
耐えられないと思った。あの写真のページリンクを貼り付けて、ブログやツイートして、誰かがそれを見て軽々しくコメントしたりすることを。
ジャーナリストってそういう責任を負って生きる職業なんだ。
それをわかった上で、人に伝えるって
相応な覚悟が必要だ。
先のカメラマンは自分が撮った一枚の写真がもたらした影響に耐えられなくて自ら命を断ったのだろう。
あらためて
ジャーナリズムってすごいね。
今回の震災でジャーナリズムを全うして仕事をされている記者、ジャーナリストの皆さんに敬意を表します。
誰かを傷つけてまで、伝えようとする物
それが真実であったり、速報であったり、だれかの秘密であったりしても
それは信念でやっているんだなぁ。
そういう人は本当に素晴らしいと思う。
俺の信念はなんだろう?
何処だろうが、ライブをやれって言われて、決まって
反対されようが、どうだろうが
やるなら最後まで気持ちよくできるということかな。
たぶん。
世の中とズレている自信はあるけど
ブレない自信、幸いそれだけはあるつもり。
みんなも自分の信念、見つけてくださいな。
毎日はけっこう大変になるけど、きっと生きるのが楽しくなるよ。
なんて偉そうに言ってみたり。
なにぶん、前向きに!