ガイガーカウンター高すぎるぞ

今日、恥ずかしいことにAmazonで「ガイガーカウンター」を物色してしまいました。
いやはやお恥ずかしい。

しっかりしてそうなタイプで10万円近くするのを知って高くてビビってすぐに諦めまして

それがまた更にお恥ずかしい。

かといって自分の健康と未来を心配しているかといえば

そうでもないつもり。

子供も、守るべきものもさほどないので、この東京シティで毎日のらりくらり生きているだけだし。





ネットでちらりと見かけました。

和歌山在住で子どもが震災以降、喉や鼻血など体調不良になって、放射能の影響を気にしているお母さん。

これが原発事故じゃなかったら、基本的に口の悪いワタクシなどは

「あほかいな、和歌山県民」

なんて心中つぶやいていたでしょうけど。

今はそんな風に思えませんな。

こんなの初めてだし、わからんことが多すぎる。不安になって何もかもが心配になる気持ちがイタイほどわかる。


かたやネットでは、放射線の影響をわが子を心配する母親を叩く論調だとか、首都圏での低線量被曝の懸念を言うと「騒ぐな」的な論調だとか


うーん。

ねぇねぇ。
親は子どもを守るために、いつもよりオーバーなアクションをしたとして、それが何が悪いのかしら?

こんな災害、人類史上でも初めてな規模の災害なのに、何を確信しできるやら、安心なんてできるかしらと思うのだよ。

更には、さきの和歌山さんへ、辛辣な書き込みするような人達がいるみたい。
いや、書き込むまでは許せるけど、それを自分の心のなかについにしまっておけず「Enterキー」を押してしまう人達が居るんだなぁ、と呆れますが、実はそんなネチズン的な人達なんて極わずかな人数なことが、最近色々わかってきましたよね。


では、極少数でない、大勢の人達の意見はネットではなくどこで情報を仕入れているかというとやはりマスコミなわけで

内田樹氏のblogにこんな記事が

脱原発の理路 - 内田樹の研究室

マスコミは相変わらず快調に偏っているわけですね。
民意がマスコミをそうさせているのか、マスコミが誘導しているのかわかりませんが、この根源は江戸時代まで遡らないとうまく説明できない
この国の困った弱さなんだろーなって、最近ではとみに思います。


んで
先生によると、浜岡原発の停止という英断は、アメリカ政府の意思が強く働いたおかげで実現したと。

そして日本中の原発廃炉にする技術にアメリカが参入してお金を巻きあげていくと。

実はワタクシ的にも注目していた「廃炉の技術」

これから日本が世界に誇る廃炉のエキスパートになってくれー、頼むー。一見ネガティブなようでポジティブな技術立国を再びしてくれー

ってせつに願っていたのですが、結局アメリカお兄さんのなすがまま路線なんですね。

民主党政権、これだけ頼りのない政府なのですから、アメリカ政府がガシッと肩入れしたら骨抜きになりそうな気も素人ながらに想像できます。

これだと、反原発デモが今後いかに盛んになろうとも、アメリカの存在を認識してデモしないとちょっと空振りになってしまいそうです。(あ、ワタクシ、デモは賛成ですよ。それが例えどんなちゃらんぽらんでいい加減なものでも、続けるべきです。)



はぁー

まったくこの国はいつ精神的開国をするのかと、いつ民主主義になるのかなぁと思います。
明治維新を逆恨みですよ。


まぁ、とにもとにかく
暮らしを破壊されたフクシマが今後どうなるのか、真剣に見つめて行くしかないっす。

そして自分なりに出来ることを探しながら半笑いで歩くんです。


前向きに!!